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2007.03.18

ラストメッセージ 冒険家 植村直己

Naomiuemura

 この、むずむずと何かが湧き上がる感じ、突き上げてくるような心の揺さぶりは何だろう・・・。
 植村直己の生前の講演の模様を軸に、彼の登山家としての誕生から、最期のまさに「ラストメッセージ」までを綴ったNHKスペシャルのドキュメンタリー、「ラストメッセージ 第4集 夢 はてしなく 冒険家 植村直己」を見た。(放送は、3月18日(日) 午後9時~9時59分 NHK総合テレビ。リアルタイムでは見逃してしまったので、それをビデオに撮ってくれていた友人から借りて、見た。)
 植村さんのことは彼の著書も読んでいたし、長尾三郎の『マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅』(講談社文庫)も読んで知っていたので、番組の内容としては、それほど新しいことが語られていた訳ではない。もっと言えば、何度も聞かされている話である。それなのに、植村さんの生き方に感動を覚え、自分の生き方と重ね合わせたりしてつい、複雑な涙を流してしまう・・・。
 番組では、植村直己冒険賞を受賞した方々のお話もチラリと聞ける。関野吉晴さん、大場満郎さん、山野井泰史さん、等々・・・。(小松由佳さんという、昨年K2登頂を果たした、これからの時代の若い女性の名前も、恥ずかしながら初めて知った。ごまんといる女性クライマーの中で、K2に登ったのは世界でたった8人だけ!)この、錚々たる顔ぶれたるや・・・。そうして皆が一様に、先駆者としての植村さんを讃えていたし、植村さんの意志を継いで、自分のできることで若い世代に何かを伝えようとしていたことが印象的だった。植村さんは、やはり大きな人だったんだなぁと思った。
 冒険とは何だろう。植村さんはその言葉を好まなかったのかもしれないけれど、ふと、「生きぬくことは冒険だから」と言った、長谷川恒男の言葉を思い出したりもした。・・・そう、だから最後には、皆がこう思うんだ。植村さん、なんで帰ってこなかったんですか、と・・・。
「人の生きる本当の価値は、夢を追い求め、一瞬一瞬を精一杯生きることにある」と、常々語っていたという植村さん・・・。あなたがマッキンリーで消息を絶った43歳という年齢に、自分はそろそろ近づきつつあります。

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