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2006.11.19

特別展 仏像

Buddiststatues

 門外不出とされてきた滋賀・向源寺の国宝、十一面観音菩薩立像、見てきたよ。
 東京国立博物館で12月3日まで開催されている「仏像 一木にこめられた祈り」展。タイトルの表す如く、一本の木材から仏像を彫り出す「一木彫」で造られた仏像ばかりを集めた展覧会だ。
 まず一室目は、十一面観音菩薩立像のオンパレード。えっ、これは国宝じゃぁないの?と思うくらい、個性的な仏像が並ぶ。(けれど確かによく見てみると、指が欠けていたり、鼻が欠けていたりしていたかな。)時代も古いものだから、日本の木彫り職人によるものではなく唐代の職人によるもので、それでお顔もオリエンタルなんだよね。
 さて次の部屋からは、大物の仏像が続々登場する。唐招提寺の持国天と増長天とが並んでいて、一方は唐人作で立派だけれど、一方は倭人が彫ったものでいささか淡泊だ、と解説にあった。・・・そ、そうなんだ。阿吽の違いかと思っちゃった。。。そうして進んで行くうちに、いよいよ御対面です、国宝の十一面観音菩薩立像。いやぁ、やっぱりとても魅力的な仏像だった。少し、腰をくねらせて立っている姿が美しいね。(誰かをモデルに立たせていたのかな?)そしてこの仏像は、ぐるりと周りを回れるように展示されているんだけれど、後ろに回って十一面のうちの最後の?一つ(暴悪大笑面!)を、しかと拝んでおきましょう。・・・皆、離れがたそうにしてこの菩薩様を取り巻いていたよ。
 でも、展示はこれで終わりじゃぁありません。えっと、素敵だなと思った、衣の裾をつまんでいた仏像は、どこのどなただったっけかな・・・。更に隣の部屋へと移って、鉈彫という荒々しい彫り方をした仏像にも、お気に入りはいくつかあった。見ていて心癒されるのは、岩手・天台寺の聖観音菩薩立像。見て、思わずハッとして、何じゃこりゃ〜と言いたくなるのは、京都・西往寺の宝誌和尚立像。(とにかく行って、自分の目で確かめてぇ〜!)
 最後の展示は、江戸時代の、円空と木喰という二人の仏師の作品群だった。「一木にこめられた・・・」ということで、なるほどそうくるかって感じ。円空も木喰も、それぞれに個性的で芸術的で、充分楽しませてくれる作品達だった。
 仏像に知識が無くても、この仏像展はとっても面白かった。予習していけば、もっと楽しめたかも・・・。ただやっぱり、ちょっと混んではいるかなぁ。みんな何げに、仏像が好きなんだね。

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