« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »

2006年9月

2006.09.26

判決の重み。命の重み。

 26日、注目すべき二つの判決がそれぞれ言い渡された。
 奈良の小1女児誘拐殺人事件では、小林薫被告に死刑判決が下された。被害者が一人でも、死刑判決が出るかどうかが焦点となっていた裁判だ。結局、被告には謝罪や反省の態度も見られず、更正の可能性も極めて低いことなどから、判決では「被害者の数だけで死刑を回避すべきことが明らかとは言えない」として、これまでの死刑適用の判断基準に一石を投じる形となった。
 以前の自分だったら、そもそも死刑という制度自体が間違いなんだと、他人に論争を吹っ掛けていたかもしれない。なぜなら、人が人の命を奪うということは、間違っていると思うから。・・・それが、なんだか最近様々なニュースを耳にする度に、(こんな奴は死刑だよなぁ・・・。)と、ふと思ってしまっている自分がいたりもする。もちろんそんなことを考えてしまう自分自身が、怖いのだけれど。
 一方、東京地裁では、28年前の殺人事件で、殺人罪の時効成立後に自首した男に対して、遺族が損害賠償を求めた民事訴訟の判決が出た。判決では、遺体を隠し続けたことを「殺害とは別の不法行為」と認め、男に慰謝料など330万円の支払いを命じたものの、殺害に関しては「不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する」として、遺族の請求を退けたという。・・・・。犯罪の時効って、何だろうと思った。遺族の方が、「犯罪者の殺し得、隠し得、逃げ得を、国が認めることになる」と語っていた言葉の内には、本当に遣り場のない無念の気持ちが込められている。はたして、誰を(何を)救うための法なのだろうか。
 僕らは法治国家に住んでいて、法に守られているはずなのだけれど、その法律の解釈っておかしいぞ、と思うこともあるよね。(ただ、だからと言ってすぐに法自体を変えようとするのもまた、危険なことなのかもしれないのだけれど・・・・。)
 それでも、2009年までには裁判員制度が始まって、今度は自分自身で法解釈をして、判決を下さなくてはならない時が来るんだ。(一生涯のうち裁判員に選ばれる確率は、六十数人に一人とか、九十数人に一人とか言われている。試算のし方で違うんだろうな。ともかく、なんとなく多い数字のような気がする。)

 他人を殺したいと思う人がいる。自分を殺して欲しいと思う人もいる。それは現実。
 器械の助けを借りて精一杯生きている人もいるし、不幸なことに犯罪によって理不尽に命を奪われてしまう人もいる。人の生きている限り、現実は様々、か・・・・。一つ言えることは、生まれてきた生きものは、生きようとして生きているはずだということ、そうであって欲しいと願う、それは自分の真実。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.09.25

初体験の味は、・・・

 それほど、まずいもんでもなかったよ、バリウム。
 職員検診ってのがあって、(バリウムによる胃のレントゲン検査は40からでいいってことだったけれど、いつまた無職になるかわかったもんじゃぁないので。)やってきました、バリウム検査。
 「はい、じゃぁまずこの粉を水で一気に飲んで下さいねぇ。」・・・はい、はい。・・・うっぷ、ゲプッ。「あぁぁ、ダメですよ! ゲップは我慢して下さい。」・・・いや、もう出ませんから。「はい、じゃぁこちらへどうぞ。」・・・・。(ガラス越しの声)「はい、右を向いて下さい。・・・今度は左に。・・・仰向けになって、腰を左へひねってみて下さい。左ですよ、左。今度は、・・・。」・・・しばらく宇宙遊泳のような感じを楽しんだ後、「はい、じゃぁよく映ってないので、もう一杯飲んで下さい。」かよっ! でも、自分にとって、初バリウムは、それほど不味いものではなかった。(なんか、味が付いてたし。ジョアみたいな。そう、飲んだ感じも、似てると思わない?)と、帰って報告したら、おいおいマジかよ!と、言われてしまった。・・・食欲の秋だから、なに食べてもおいしいよねぇ〜、という次元の話では、ない?

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006.09.22

シュガー&スパイス

Sugarandspice 金曜日の夜、カエと待ち合わせて映画を見に行く。『シュガー&スパイス 風味絶佳』。山田詠美の原作ということと、沢尻エリカが出ているということと、映画の主題歌がOASISの「LYLA」だという、わりとそんな単純な興味で見に行った。・・・・お話は、主人公の少年の成長物語、という感じだったかな。恋をして、そして・・・。
 主人公・志郎役の柳楽優弥くんが、まだまだこれからだねぇ〜・・・と言ってしまえばそれまでだけれど、つまりはそういう役どころに、ピッタリだったよ。
 夏木マリだけが良かった、なんて評もちらほら聞かれたりするけれど、沢尻エリカは、かわいいです。
 お薦めかどうかとなると、・・・・「珠玉のラブストーリー」という謳い文句にはほど遠いです、はい。でも、新進の(と言うよりピチピチ、今が旬の)若い女優さんを追っかけるという、フェチな映画ファンなら見逃せないでしょう。
 てなわけで、『涙そうそう』(長澤まさみ!)も、見に行こう!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.09.21

ちょっとした驚き。画期的な判決。

 仕事から帰って、(今日はケース会という、なんだか難しい会議があったのだけれど、終始ウトウトしてしまって、激しく反省しての帰宅となった。)ムニャムニャとTVを眺めていたら、少々気にかけていた裁判の判決が出たというニュースがあって、その、原告勝訴という結果に、ちょっとビックリして目が覚めた。
 それは、都立の高校や養護学校の入学式・卒業式で、日の丸に向かっての起立や君が代の斉唱を東京都教育委員会が教職員に強要するのは、思想・良心の自由を侵害し、憲法に違反するという判決だった。(ニュースの詳細は、【asahi.com社会「式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違憲」」(9/21)】を参照。)
 なかなか、画期的な判決だと思った。日本はこれから、もっともっと息苦しい国、自由に何かを言ったりしたり出来ない国になっていくのかと、ぼんやりと危惧していたから。(安倍さんが首相になることが決まったこともあるし・・・・。)
 胸を張って君が代を歌うのもまた、自由だし、本当に美しい国の人間として、自由な姿でありたいものだと思う・・・。
 ところで同じ日のニュースの中に、新しい司法試験の合格率が、48%だったというのもあった。旧司法試験の合格率が2〜3%だったのに比べると、格段にUPしている。百人中、2,3人しか合格しなかった試験に、今年は半分近くが合格したという訳だ。・・・・。司法の世界に、若くて新しい風がどんどん吹き込まれると、期待するべきかどうなのか。
 新しい日本は、どんなふうになっていくのかなぁと、そんなことをちょっと思った日なのでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.09.18

明日は、火曜日。

 台風、凄かったね。・・・被害に遭われた地域の方々へ、お見舞い申し上げます。
 俺は、山にでも登ろうと思っていて東北へ出かけたのだけれど、向こうもやっぱり天気悪かったので、連休中はずっとゴロゴロしてました。ま、温泉あったし。・・・秋刀魚を焼いて食べたよ。
 さて、明日からはまた、お仕事だ。
 Sunma

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006.09.12

9.11から、5年・・・。

 あの日、TVの向こう側で起きている出来事を、俺はどんなふうに見ていたっけか。確かあの日、「ニュース・ステーション」の久米宏は夏休みで、渡辺真理の孤軍奮闘ぶりをビールでも飲みながら眺めていたように思う。あれから、5年。番組は終わったし、ニュース番組に彼女の姿もないなぁと、ふと思った。
 5年間で、自分には色々な出来事があった。(最初の、アコンカグア登山。高山病と、それに続く入院・開頭手術。母の死。仕事を退職したこと。足の骨折。2度目のアコンカグア登山。ジョン・ミューア・トレイルの踏破。結婚。3度目のアコンカグアで登頂。マッキンリー登頂。そして、再就職。)それは、人生を180°、いや360°(?)変えるような出来事たちだったと言えるかもしれないな。色んな意味で、生きていることへの感謝と、それを不思議に(だから大切に)思う気持ちも忘れないでいようと、あらためてこの9.11という日に、そう思った。。「9.11」の犠牲者は、約3000名だとか・・・。それぞれに、様々な人生があったろうに。・・・・
 「9.11」事件以来、ある意味世界はどんどん窮屈になってしまった。一概には言えないけれど、アメリカが、戦争を止めない影響は大きいと思う。イラクへ派兵された米軍人の死者は、何人になったのだろう。2003年正月からの、戦争によるイラク民間人の犠牲者数は、4万人を超えたという。(NGO「イラク・ボディーカウント」の調べによる。)
 昨日、車を走らせている時に、カーラジオで何とはなしにこんなことを聞いた。・・・イラクでは、4万人もの民間人が殺されたという現実に関して、「それに比べりゃ日本は平和だよねぇ〜。」と言う人がいるけれど、その平和な国日本では、年間で、3万人以上もの自殺者を出しているという異常事態が起きているのだ、と。

 それで憂鬱な気分になったのを晴らしに、というのではないけれど、俺は、ミニスカートを履いたキャンペーン・ガールのお姉ちゃんに会いに、わざわざ高尾の山までビールを飲みに行く。
 自分は、少しも立派な人間じゃぁないんだよ。・・・・なんとか、今日も生きてる。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.09.09

涙なくしては見られない?・・・。

 久しぶりに真面目に仕事をしています。まだ始まったばかりで、やっと一週間が終わったところなのだけれど、つくづく、毎日仕事をこなせる人は偉いなぁと感心します。はたして、自分はいつまで続けていけるのだろうか。・・・ふっと思い立ったら、辞めていそうで、・・・・。季候がもっと良くなって、気持ちのいい秋の空なんかが広がったなら、旅に出てるかも。・・・いや、そんな元気があるだろうか。仕事しながらも毎週末、山に出かけるパワーのある人は凄いなぁって、思ったのでした。
 毎日たまっていく不可思議な書類や課題を持ち帰って、ただつらつらと眺めながらも、ちょっと気晴らしにTVなんぞに目をやると、就職・転職情報誌「B-ing」のCMが流れていたりする。・・・・。笑っちゃうけれど、ショッカー戦闘員の気持ちを思うと、涙なくしては見られない・・・・?。みんな、多かれ少なかれ、仕事のことで悩みを抱えているものなのかもしれないね。
 仕事に就いていなかった時の方が、辛かったと思う。今の仕事は、(たぶん)自分のことを必要としてくれる人がいるという、それだけでも充分恵まれた環境の職場なんだと思う。誰かのために、何かをする、そんな当たり前のことを、ようやくしているのかもしれないなぁって感じている、今日この頃なのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.05

パソコン、退院。

 8月の末に調子が悪くなって、そのまま修理・入院してしまったマックくんが、戻ってきたよ。(ロジック・ボードを交換したとかいうことでした。)
 思えば、あの暑い頃に長時間酷使し続けたのが悪かったのかな。・・・でも、'02の9月に購入した俺のこのマックくん、前回もだいたい2年経って修理に出しているので、想定内と言えばそういうことになるのかな。・・・あと2年経つ前に、新しいのを! ってことだな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年8月 | トップページ | 2006年10月 »